2008年1月20日 (日)

SPについて

フジテレビ系の番組で「SP」という連続番組がありますが,以前にもその件でブログに書きました。

この中でSOSモールス符号が出ているものとして指摘をしたのです。これは以前申しました民放連放送基準51条によるものです。それでSOSモールス符号は,番組内から消えました。

ところが,正月の前後に再放送があり,指摘前の番組はそのまま放送されました。

そこで,再度ビデオを見て確認してから関係機関に連絡しようと思い,再確認しました。
そうすると,SOSモールス符号ではなくて,実際通信より非常にスピードが速いJA1I またはJA1Sのモールス符号でした。しかし,先述の民放連放送基準51条の内容には,「一般の無線信号と混同されないようにする。」というものもあるのでやはり考えてほしいと思いました。

とにかく最終チェックをしなければならない各放送局のマスター室がチェックできないのは,非常に残念です。指摘後にテロップも入らないでモールス符号が消えたので,その消えた理由もわからずに終わっているのだと感じました。これでは,今後もこの問題は繰り返されるものと痛感しました。

私もマスター室の経験があるのですが,当時,民放連放送基準は知りませんでした。でも今のようにモールス符号を知らない方が多くなった無線教育の現代においては,特にマスター室の仕事をされる方は是非民放連放送基準を学んでSOS等のモースル符号とはどのようなものであるかだけは知っていて欲しいのです。

あるいは,一陸技法規の国家試験問題の中に,基本的なモールス符号を問う問題を入れて欲しいと思ってしまいます。
 

2007年12月26日 (水)

先日のSPの番組にSOSは出ていませんでした。

先週12月22日(土)のSP(フジテレビ系)の番組を見ました。SOSのモールス信号は出ていませんでした。場面の入れ代わりのところに今まではSOSのモールス信号が出ていたのですが,電子音の連続(ツツツツツツツツ)になっていました。

希望していたテロップ等の工夫はなかったので残念でした。

このようなSOSのモールス信号について,言い過ぎかもしれませんがお許しください。放送に関する最終チェックは,第一級陸上無線技術士の資格者が主に働いている放送局内の主調整室(マスター室)の役割なのです。それなのに全国のマスター室では発見できなかったということを意味します。

私は次のように思いました。
昔は,無線関係の学校においては,モールス信号を勉強することが多かったと思います。
しかし,1999年からの人工衛星を使ったGMDSSの時代においては,多くの学校でモールス信号を勉強しなくなりました。ですから,第一級陸上無線技術士の資格を持っている方の中には,モールス信号を勉強されたことがない方も意外とおられるのではないかと。

2007年12月20日 (木)

SOSのテレビ放送について

教えている学生さんから,今放送しているフジテレビ系の「SP」という番組(毎週土曜日23時すぎ)内に,SOSのモールス信号(トントントンツーツーツートントントン)が放送されていると指摘がありました。

私も番組を見て確認しますと,SOSのモールス信号でした。以前から学生にSOSのモールス信号は,人命に関する最重要のものであるので,取り扱いには注意しなければならないと説明していました。

そこで,関係機関に問い合わせると,電波法や放送法には規定がないので問題はないそうですが,民間放送連盟の放送基準51条により,その取り扱いに注意しなければならないと言われました。(以前のブログにも書きましたように昔ピンクレディーの楽曲で「S・O・S」というのがあり,CDにはSOSのモールス信号がイントロに流れているのですが,当時のテレビやラジオにおいては,この曲を放送するときは,SOSのモールス信号は,イントロに流さないように配慮していたそうです。)

よって,関係機関からフジテレビにこの旨を話してもらえることになりました。なお,私としては多くの学生に無線の大切さをわかってほしいという啓蒙の意味でSOSのモールス信号について話しております。したがって,急に番組からSOSのモールス信号が消えるというのでなく,何かその大切さを示す意味でテロップ等の工夫をしていただければとさらに希望しました。

では,どのようになるのでしょうか,次の「SP」の番組を皆さんも見てくださいね。

2007年11月 4日 (日)

SOSについて

SOSは遭難信号ですね。映画で耳にされた方もおられると思います。でも電波法では,遭難信号を字で書けば,SOSとは書かないのです。SOSの字の上にバー(横線)を書いて示すのです。

音で表すと,SOSは - - -     ― ― ―   - - -  (トントントン  ツーツーツー  トントントン) です。

しかし,本当のもの〔SOSの字の上にバー(横線)〕,すなわち実際の音は- - - ― ― ― - - -   (トントントンツーツーツートントントン) という連続した音です。

ところで,この遭難信号は,ピンク・レディーの曲「S・O・S」のイントロに出てきますが,ラジオ番組でこの音楽を流すとき,遭難信号を除外しているのです。よって,遭難信号入りの「S・O・S」の曲を聴きたい方は,CDで聴いてくださいね。

2007年10月 2日 (火)

ウナコーワは,モールス符号が由来。

私も以前から考えていたことと同じことが,朝日新聞(2007年5月19日)に掲載されていました。

よく虫刺されなどに使う「ウナコーワ」(興和株式会社の製品)なんですが。昔電報で至急電報のことをウナ電と言っていました。この場合,至急を英語では,「URGENT」と言います。これを和文のモールス符号に置き換えてカタカナで言えば,「ウナリヘタム」となります。よって,このウナを由来にしたのが,「ウナコーワ」のウナということなんです。虫に刺されたら早く早く至急至急ということなんですね。

この新聞を見て,そうではないかと思っていたことと同じでびっくりしました。